TECH PARK | 福岡市 天神にある、テクノロジーと遊ぶアフタースクール(学童保育)

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お知らせ

能古島小中学校でChromebookを活用したデジタル出張授業を開催しました

こんにちは。テックパークのさとみです。
さわやかな秋風が吹く11月初旬、インテル株式会社 協力のもと能古島(のこのしま)小中学校でデジタル出張授業を行いました。

博多湾に浮かぶ小さな島が開催地

能古島(のこのしま)は、福岡市内からフェリーを使い10分で行くことが出来る人口650人程度の小さな島です。1年中さまざまな花が楽しめる「アイランドパーク」が名所で、福岡県民にとっては身近な行楽地でもあります。

博多湾に浮かぶ能古島
秋に見頃を迎えるコスモス
能古島に向かうフェリー

そんな福岡市から一番近い離島にある 能古島小中学校 が今回の開催地となりました。
自然豊かな学校であることはもちろん、小中一貫校で1学年1クラスの少人数制、さらにICT教育や体験活動に力を入れている事から人気が高く、半数以上が島外からフェリーで通学しています。

開催地となる能古島小中学校
小学1年生から中学3年生までがひとつながりとなる廊下

Chromebookを使ったデジタルデザイン

この授業では、小学1、2年生を対象に福岡市のGIGAスクール構想で配布されたChromebookを使用して、キーホルダーを制作しました。

GIGAスクール構想で配布されたChromebook
パソコンクイズに挑戦する生徒

授業の前にはインテルが特別に制作したビデオメッセージを視聴しました。パソコンのCPUを脳みそと例え、得意な事を紹介したり、将来もっと脳みそが賢くなった時の生活を想像しました。自分のChromebookにインテルのシールが貼ってある事に気づいた生徒もいました。「楽しみながらパソコンを使ってみてください。」という言葉の通りワクワクした気持ちで授業がスタートします。

インテルからのメッセージを視聴する生徒
パソコンの“のうみそ”(CPU)のサイズを紹介

キーホルダー制作は、プレゼンツールを使用してクリックやドラッグ&ドロップなどのパソコンの基本操作でデザインします。普段使っていても名前を知らなかった ドラッグ&ドロップ で図形を移動したり、まとめて選択や、Shiftキーを使用した選択など新しい事も覚えました。

楽しみながらパソコン操作を覚える教材
トラックパッドから手が離れないように集中する生徒
小学1年生の生徒のドット絵作品
集中してデザインする生徒たち

最後に印刷してキーホルダーの完成です。デジタルで制作したものを実際に手にする事で、子どもたちも「私が作ったんだよ」と実感し、家族や周囲の人へ紹介しやすい事も特徴です。カメラを向けると嬉しそうに見せてくれました。

カラフルで目を引く作品
みかんと断面図を上手に作成
飼っているインコを作りました

どこに住んでいてもできるデジタル教育

インターネットとコンピュータがあれば、どこからでも同じ教育を受けられるのがデジタル教育の特徴だと思います。今回は福岡市の離島でしたが、どこで開催しても子どもたちの「もっとやってみたい!」という前向きな姿勢と、「楽しかった!」と言う笑顔は変わりません。

能古島小中学校では、学校で育てた野菜を渡船場横で販売しています。野菜の値札やポスターをデジタルデザインしたり、インターネットで注文できる仕組みを作ったりする授業も出来るなぁ...と私たちもワクワクする場所でした。こんな素敵な場所で育った子どもたちが、町の未来を支えると思うと頼もしいですね。そういう子どもたちを育てる教育をこれからも広めて行きたいと思います。

最後に

このデジタル出張授業はインテル株式会社のサポートにより実施しました。

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