お知らせ
かごしま環境未来館向け「生成AI(Gemini)実践研修」を開催〜業務の「なんとなく忙しい」を生成AIで解決する〜

「毎日忙しくて、時間が足りない」
「やるべきことが多すぎて、何から手をつければいいか分からない」
多くの組織で、同じような悩みを抱えている方がいるのではないでしょうか。
こうした悩みの多くは、「忙しさの正体がきちんと整理されていない」ことに原因の一端があります。やるべきことが複雑に絡み合い、どこに原因があるのか見えなくなっているのです。
2026年3月25日、かごしま環境未来館で働く公益財団法人かごしま環境未来財団の職員の皆さまを対象に、こうした「なんとなく忙しい」状態を、生成AIで解決する業務改善研修(ワークショップ)を開催しました。
公益財団法人かごしま環境未来財団(かごしま環境未来館)
鹿児島市において、持続可能な社会の実現に向けて環境学習や保全活動を推進されている組織です。鹿児島市の環境学習施設である「かごしま環境未来館」の指定管理者としての事業を軸に、年間約140本の体験講座の企画・運営や、地域団体・サポーターとのネットワーク構築など、多岐にわたる活動を展開されています。
少人数で年間約140本の講座を運営する現場の切実な課題
かごしま環境未来館様では、Google Workspace for Nonprofits(非営利団体向けプラン)を導入されています。しかし現場では、依然として非常に多くの作業を少人数の職員で担わなければならない状況にありました。
- 年間約140本にのぼる講座の運営と情報管理
- 会議の文字起こしデータの修正や要点整理にかかる多大な工数
- 申し込みメールから名簿への手作業による転記
事前アンケートでは「同時並行の業務が多く、進捗管理が大変」「事務作業をどうにかしたい」といった、現場の切実な声が寄せられていました。

このような状況に対し、私たちは単にツールを学ぶのではなく、Google Geminiを「頼れるパートナー」として迎え入れるプロセスを体験していただきました。
楽しく、実践的に学ぶワークショップ
1. 初心者でも楽しく学べるワークショップ形式
参加者の中には生成AIを「全然使っていない」という方や「あまり得意ではない」という方も見受けられました。そのため、本研修では「楽しみながら手を動かす参加型プログラム」にこだわりました。
一人で画面に向き合うのではなく、隣の席の同僚と教え合ったり、面白い回答をシェアしたり。会場のあちこちから「おーっ!」「そんな使い方ができるんだ!」と笑いや感心の声が上がり、活気あふれる時間となりました。

2. 背景を伝え、AIを「頼れるパートナー」に育てる
AIが真価を発揮するのは、現場の背景情報を深く理解したときです。
曖昧な指示ではなく、「誰向けに、何のために」という目的を詳しく共有することで、AIは初めて現場の事情を汲み取った上での提案を返せるようになります 。前半のワークショップでは、背景(文脈)を学習させることで、AIを単なる検索ツールではなく「頼れるパートナー」として育てるワークを行いました。

3. 対話から生まれる「気づき」
また、後半のワークショップでは、AIに一方的に命令するのではなく、あえてAI側から質問を投げかけさせる手法を取り入れました。この対話を繰り返す過程で、自分自身でも意識していなかった業務のボトルネックや、言語化できていなかった真の課題が浮き彫りになっていくプロセスを体験していただきました。

職員の8割が「実務で活用できる」と回答
研修後のアンケートでは、PC操作に不安があった方も含め、大多数が「今後の業務に活用したい」「ビジネスパートナーとして利用したい」と回答されました。
【参加者の声(一部抜粋)】
- 「PC操作に不安があったが、周りのサポートのおかげでAIを使うことへの抵抗感が減った」
- 「AIへの抵抗感が和らぎ、うまく付き合っていけたらいいなと思えた」
- 「アイデア出しが苦手なので、一緒につきあってもらって企画が練れると感じた」
- 「議事録や解釈の下方など、プロの目から教えてもらえそうで、すぐにでも実践したい」
人間が担うべき「20パーセント」の情熱に集中する
こうしたAIの進化を目の当たりにすると、『自分の仕事が奪われてしまうのではないか』と不安を感じる方も少なくありません。しかし、私たちが一貫して提案したのは「仕事の8割をAIに任せ、残りの2割である『判断と情熱』に人間が集中する」というスタイルです。
AIが得意とするのは、情報の構造化や下書きの作成といった「作業」の領域です。一方で、地域への想いや組織のミッションに基づいた最終的な「判断」、そして読み手の心を動かす「情熱」を込めることは、その場所にいる人間にしかできません。
AIが作った土台を、人間が責任を持って精査し、自分たちの想いや意志を込めて仕上げる。この共生関係こそが、少人数のチームであっても、組織の力を最大化させる鍵となります。

組織の可能性を広げる「体験型AI研修」を
私たちは、100名規模の自治体研修から、現場の課題に寄り添った少人数のワークショップまで、組織の課題を解決する実践的なプログラムを提供しています。
「AIを導入したけれど、活用が進まない」
「職員が楽しみながらデジタルスキルを身につけてほしい」
そんなお悩みをお持ちの組織の皆様は、ぜひお気軽にご相談ください。他組織での成功事例も交えながら、最適な研修をご提供いたします。
企業や学校法人の方もぜひお気軽にお問い合わせください。
